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博多・天神落語まつり 2012 

今年は希望枠のチケットが取れたので、2年ぶりに博多・天神落語まつりへ行ってきました。
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今回は柳家喬太郎の出演がなかったため、二枠しかない立川志の輔を狙ったわけですが、何とか獲得できたわけです。例によって即日完売だったようです。
ちなみに先行予約開始直後数秒で電話がつながって予約が出来たのですが、席は2階でした(キャナルシティ劇場)。

今回の博多・天神落語まつりは全4会場28枠が行われたんですが、チケット発売直後に5枠が完売でした。そして、イベント開催直前の完売枠は6枠と、その後は伸び悩んだようです。不人気枠の入り具合ってどんなもんだったのか気になります(特にE2枠 川柳 歌之介 左談次 他)。このイベント自体がずっと今の規模のまま続くとは思えない雰囲気の第六回だったように思いました。


さて、私が行った「立川談志2つのDNA」の出演者と演目は以下の通りです。

 談志にまつわるエピソードトーク(司会 円楽)
 立川生志 「堀の内」
 立川談之助 「鮫講釈」
 立川談春 「かぼちゃ屋」(会場表記まま)
   仲入り
 立川左談次 「長短」
 立川志の輔 「バールのようなもの」

最初のトークは面白いっちゃ面白いんですが、2時間半という公演時間に5人が演じることを考えると、20分も取らなくて良かったような気がしないでもありませんでした。ただ、何もなくすぐに生志さんが出てくるっていうのも妙な感じでしょうし、微妙なところです。

「堀の内」は今日の5つの演目の中で唯一初めて聞く演目でした。生志さんならではの安定感で非常に楽しめました。最近この人は福岡公演で同じネタをやらないように気をつけているのかどうかはわかりませんが、2009年からは3回連続で違う演目なので、ちょっと嬉しいです。来月の兄弟会は持ち時間があるので、また「紺屋高尾」をやるんじゃないかとちょっと心配です。

談の助という人は初めてお目にかかりましたが、パフォーマンス新作落語や漫談を得意とする人なんだそうです。今回は古典落語でしたが、講釈のくだりに入るまでは少々眠気を感じてしまいました。

談春さんのネタは「唐茄子屋政談」(の前半)とストーリーは同じなのですが、主人公は与太郎であり、親に愛想を尽かされて追い出された若旦那ではありません。ストーリーは同じなのに、主人公が違うことで前者は人情噺で後者は滑稽話となり、落語の世界では異なる噺とされています。個人的には後で作られた方は明らかにパクリだと思います。というか、これって異なる噺でいいんだろうか。「かぼちゃ屋」は今回初めて聞いたのですが、「唐茄子屋政談」の微妙な心情表現をスパッとカットし、簡潔明瞭に面白くした噺でした。後半の長屋での貧しい母子家庭の部分はありません。表現力は、やはり前二人とは格が違います。与太郎やらせたら、柳家喬太郎とともに最高レベルです。
しかもこの人、過去の公演演目リストをしっかり管理しているのか、一度たりとも同じ演目が来たことがありません。ちなみに私は今回で7回目です。今年福岡では談春独演会が6回行われますが、間違いなくネタの重複はないでしょう。ということは来月行く8回目の公演でもまたネタの重複はないでしょう、きっと。談春の客へのサービス精神は、これぞプロという感じがします。

左談次さんは志の輔さんの時間確保のため(本人談)小ネタでした。個人的に「長短」と言えば柳家花緑の強烈なのを最初にテレビで見たせいもあるため、何か物足りなさを感じてしまいました。春に見た談春の「長短」は花緑とは違った強烈さがありましたが。

志の輔さんの「バールのようなもの」は生では2回目、CDでは何度聞いたか分からないくらいの演目です。それだけに、新たに付け加えられた部分に気付くことができたりもしました。一度「踊るファックス」を生で見てみたいものです。


今回行ったのは5人枠でしたので、一人あたり20~30分でした。プログラムを見ると9人枠が5つもある上に、何と10人枠というのまでひとつありました。仲入りを除けば一人あたり13分ちょいです。入れ替えの時間なども考えると実質10分でしょう。絶対に「寿限無」「時そば」「饅頭怖い」のどれかは入ってくるでしょう。どう考えても無理があります、企画に。来年どうなるかが楽しみです。


来月ある談春の独演会と、志の輔・生志の兄弟会のチケットはすでに獲得済み。2週連続となります。国東にも行かなきゃならないので、なかなか忙しい師走となりそうです。

落語会参加の記録
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カテゴリ: 落語

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Posted on 2012/11/04 Sun. 18:00    TB: 3    CM: 2

この記事に対するコメント

の、ようなもの

毎度です、梅村です^^

演目からでもイロイロ想像出来て面白いですが、、、
音声だけでなく、生で落語を見るのはまた違うのでしょうねえ、、、
芸を磨いて積み上げてきた噺を披露して銭を得るのを生業としているのですから、、ねえ、、、、

氏はこういう土壌等の彩があって良いですねえ。
アタシはどうにも幅が狭いっす^^;

URL | 梅村 丹八 #/CqJHN7I

2012/11/04 18:51 * 編集 *

>梅村さん

これはこれは、CEOさん、毎度おおきに。

意外にも音声だけの方が情景が広がって、楽しめるような気がすることも多い
んですが、生の落語会でしか聞けない裏話とかもありますんで、つい立川流の
落語会は、先行予約電話をしてしまいます。
ちなみに、柳家喬太郎という人の落語は「ビジュアル系」なので、音声だけだと
その面白さが何割か欠けてしまう場合があります。表情の変化だけで10秒以上
とることもありますんで。

>土壌の彩
粋な表現ですなぁ。ありがたいですが、単に「広く浅く」ってだけで、ホントに
中途半端なんですよ。いわゆる自己満足系マイブームってやつです。

URL | 禄太郎 #9dqKjkkk

2012/11/04 20:31 * 編集 *

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